大学院2年次では、(株)コネクティルとの産学共同研究を通して研究活動を行なった。そして、「時間と場所を超えるリモートコラボレーションのデザイン開発」を目的として、時間と場所を超えるリモートコラボレーションにおいて、組織のナレッジ共有を加速させる方法を探り、アイデアの形が効果的に可視化されるリモート会議のソフトウェアのデザイン開発を行った。
「Light Meeting」はそれぞれ好きな時間に気軽に参加できるようなリモート会議のソフトであり、Wiki型ツールを基盤として、それぞれ会議の種類やプロセスに応じて、また議論の内容に対応して、様々な情報の関係性を可視化することであった。ユーザーは他の参加メンバーがアップロードした情報を了解し、引き継いでの情報を共有する。そして、参加メンバーはそれぞれ共有した情報を理解し、共に情報の関係性を整理し、最終的に集まった情報をロジック化にするように考え出した。