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回転迷路:ボードゲームのデザインとその体験についての研究

作者:TANG YU

 本研究はゲームのデザインを通して、ゲームを体験的に制作する手法を明らかにすることを目的とする。 迷路ゲーム「回転迷路」を通じて、プレイヤーはリアルのような深い迷路に入る体験を得られて、迷路の中で分かれ道に出会うたびに、考えたり、真剣に観察したりする。ゲームは洞窟の入り口からスタートし、ゲーム時間が切れる前に出口まで辿り着く。ゲームの中に音や振動や光などのインタラクションで、プレイヤーに感覚の体験を与える。盤に幾つのトリックポイントがあって、そこについたらゲーム時間がランダムに増加や減少されることがある。ゲーム時間が変化された場合、ライトがひかり、その同時にコマが振動する。プレイヤーにコントロールされたコマが通過する場合、洞窟の岩石に埋め込まれた宝石がゆっくり光って、そこから離れたら、またゆっくりと暗くなっていく。音によってゲームの各段階を明白に提示し、もっと強烈な演出効果を与える。普通の迷路ゲームと比べて、頭を使ってゲームをすると同時に、迷路にいる時の緊張感と探索感を体験できる。