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氷河の消える

作者:FAN YADI

 イラストシリーズで生きてる氷河を表現する。氷河は永遠に生きることではないもの、これは私たち本有するイメージと差別があると思う。その形成と消滅の過程から見ると、生物として見てもいいと考える。粒雪はその細胞で、まだ形成されていない白い雪はその皮膚で、堆積した氷はその骨である。作品は氷河の誕生から融解までの長い周期を表現する。
 今にも溶けそうな氷河を自分の目で見て、そのあと一年頃、忙しく都市生活に少しずつ戻ってきて、「氷河は生態系の循環の一部である」ということを思い出すことが多かったのですが、実際には持っていた印象を少しずつ曖昧になった。この曖昧を表現するために、本の部分で最初はインタネットで見た氷河の姿、そのあとは実地で撮った写真と都市生活の場面、最後は氷河消えたの姿を展示する。その同時に、視聴者の知覚をより完成度の高いリアルなものにするために、人々の生活経験を取り戻したい。実現では、Unityの画像認識プログラムを利用し、本のページをめくったときに、各ページに対応するシーンの音声を自動的に変化させることができる。